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【保存版】樹脂(プラスチック)の種類と特徴を完全解説!汎用・エンプラ・スーパーエンプラの違いとは? 株式会社ダイコー

【保存版】樹脂(プラスチック)の種類と特徴を完全解説!汎用・エンプラ・スーパーエンプラの違いとは?
私たちの身の回りにある製品のほとんどがプラスチックでできていますが、一言に「樹脂」といってもその種類は100種類以上に及びます。
製品開発や部品選定において、「コスト」「耐熱性」「強度」「透明性」などの条件に最適な材料を選ぶことは非常に重要です。
本記事では、樹脂材料を大きく2つに分類し、さらに性能別に細分化した「樹脂の階層構造」について、代表的な材質の特性と用途を交えて徹底解説します。
(※具体的な樹脂選定のフローや、さらに詳しい特性比較を確認したい方は、当サイトの記事『樹脂選びでもう迷わない!設計・保全担当者のための工業用プラスチック選定ガイド』もあわせてご覧ください。)
1. 樹脂材料の全体像:2大分類を理解する
プラスチックは、熱を加えたときの性質によって「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」の2つに大きく分類されます。この違いは、よくお菓子に例えられます。
① 熱可塑性樹脂
「チョコレート」のような性質。加熱すると溶けて柔らかくなり、冷却すると再び固まります。再成形が可能でリサイクル性に優れています。
② 熱硬化性樹脂
「クッキー」のような性質。加熱すると化学反応を起こして固まります。一度固まると再加熱しても柔らかくならず、耐熱性や機械的強度に優れます。
(※樹脂配管のサイズ確認やフランジの口径について調べたい方は、当サイトの記事『配管サイズ換算表(インチ・ミリ)|A呼称・B呼称の早見表と現場の呼び方』もあわせてご覧ください。)
2. 熱可塑性樹脂の3段階グレード
熱可塑性樹脂は、耐熱性や強度により「汎用プラ」「エンプラ」「スーパーエンプラ」の3つに分類されます。特にスーパーエンプラに分類されるフタル酸エステル類等の含有管理は、輸出製品において重要です。
(※輸出用電気・電子機器の樹脂部品で求められる法規制については、当サイトの記事『RoHS指令とは?対象10物質とゴム・樹脂パッキンへの影響』もあわせてご覧ください。)
3. 汎用プラスチック(PP, PE, ABS, PVC等)
コストパフォーマンスに優れ、日用品から産業資材まで幅広く活用されています。PE(ポリエチレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)などが代表的です。
4. エンジニアリングプラスチック(エンプラ)
耐熱温度100℃以上。機械的強度が高く、PC(ポリカーボネート)やPOM(ポリアセタール)などが、金属代替部品として精密機械に使用されます。
5. スーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)
耐熱温度150℃以上。フッ素樹脂(PTFE)やPEEKが代表的で、過酷な半導体製造装置や医療分野で不可欠な素材です。
(※スーパーエンプラを含む樹脂製品の最短納期や、1個からの試作対応については、当サイトの記事『最短即日出荷|ガスケット・パッキンの試作・量産加工のポイント』もあわせてご覧ください。)
6. 熱硬化性樹脂の詳細
エポキシ樹脂やフェノール樹脂など、高熱環境下でも形状を維持する必要がある部品や、高い電気絶縁性が求められるプリント基板等に採用されます。
(※樹脂パッキンの正確な穴位置(P.C.D)やボルト寸法の確認が必要な方は、当サイトの記事『JISフランジ寸法・ボルトサイズ・P.C.D一覧表(5K/10K/20K)』もあわせてご覧ください。)
7. まとめ:特性一覧と選定ガイド
樹脂材料選定の際は、使用環境とコストのバランスが重要です。ダイコーでは、これら多様な素材をウォータージェットやプロッターで高精度に加工します。
(※実際の樹脂加工の仕上がりや、複雑な形状への対応力については、当サイトの記事『TOMBO No. 1120 ガスケットの加工事例|複雑な枝付き形状(T型・G型)に対応』もあわせてご覧ください。)
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