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バルカーNo.6500 両面テープ付ガスケットの加工事例 プロッター加工による精密カットと仮止め仕様による現場施工性の向上 株式会社ダイコー

バルカーNo.6500 両面テープ付ガスケットの加工事例
プロッター加工による精密カットと仮止め仕様による現場施工性の向上
加工事例概要
| 製品名 | バルカーNo.6500 両面テープ付き丸リングガスケット |
|---|---|
| 寸法 | 2.0t × φ145(外径) × φ119(内径) |
| 材質 / 仕様 | バルカーNo.6500(汎用ノンアスジョイントシート) / 片面粘着テープ貼り合わせ(仮止め用) |
| 加工法 / 数量 | プロッター加工 / 30枚 |
今回の事例は、配管接続や各種産業装置のシール部に広く使用される「バルカーNo.6500」を用いた丸リングガスケットです。φ145×φ119という取り回しやすいサイズに対し、最大の特徴は片面に粘着テープ(両面テープ)加工を施している点です。これにより、高所や垂直フランジ、あるいは手元の届きにくい狭小部における仮止めや位置決めが劇的に容易となり、ネジ締め作業中のガスケットのズレや落下を防止。現場での施工時間を短縮し、組付け作業の信頼性を大幅に向上させています。
材質特長:バルカーNo.6500(VALQUA)
バルカーNo.6500は、人造無機繊維およびアラミド繊維に、耐油性合成ゴムを配合して圧延成形された、黒色の汎用ノンアスベストジョイントシートです。
- ✔高い汎用密封性: 水、温水、油、各種ガス流体に対して優れたシール性を発揮し、一般配管や産業機械 of フランジ部に最適です。
- ✔優れた経済性と信頼性: スタンダードな製品特性と豊富な供給実績を持ち、メンテナンスや定期改修時の交換用パッキンとして非常に信頼されています。
- ✔優れた馴染み性: 柔軟でフランジへの追従性が良く、適度な締付トルクで確実な初期密閉性を得ることが可能です。
加工のポイント:テープ貼り合わせ + 精密プロッターカット
今回のガスケット製作では、シート材からリング形状を切り出す前に、あらかじめ大判ジョイントシートへ強固に両面粘着テープをラミネート(貼り合わせ)します。その後、当社の高精度なプロッター加工機を用いて、素材と粘着層を同時にカット。非接触での固定および特殊超硬刃による精密制御により、フチ部分のテープ剥がれや、粘着剤の「はみ出し」を防ぎ、シャープで美しい真円断面に仕上げます。型製作を要しないため、30枚といった少量ロットの案件でも初期費用(金型代)が発生せず、お見積りから製作・納品までを迅速に行うことが可能です。
よくあるご質問(FAQ)
Q. バルカーNo.6500以外の素材でも両面テープの貼り付け加工は可能ですか?
A. はい、可能です。バルカーNo.6500以外にも、TOMBO No.1120やNo.1995等のジョイントシート製品をはじめ、各種ゴム、スポンジ、フェルトといった多様な工業用材料へのテープ貼り合わせ・精密カットに対応しております。使用温度条件や貼付相手の材質に適合するテープの選定も承ります。
Q. 145φ×119φ以外の任意のサイズや、多穴形状でも両面テープ付きで製作できますか?
A. はい、可能です。CADデータから切り出すプロッター加工のため、JIS規格フランジの多穴形状はもちろん、完全にオーダーメイドの異形形状でも、片面あるいは両面テープ付き仕様で自在に製作いたします。
仮止め仕様・特注ガスケットの加工ならダイコーへ
株式会社ダイコーでは、バルカーNo.6500をはじめとする各種ジョイントシートを豊富に取り揃え、最新のプロッター加工機でお客様の施工環境に合わせた特注ガスケットの製作に一貫対応しています。「垂直面でパッキンがずれて施工しづらい」「金型代を抑えたい」など、現場の課題に合わせたテープ加工の仕様をご提案します。ぜひお気軽にご相談ください。

