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バルカーNo.6500 異形ガスケットの加工事例 複雑な曲線・切欠き・分割構造をウォータージェットで精密再現 株式会社ダイコー

バルカーNo.6500 異形ガスケットの加工事例
複雑な曲線・切欠き・分割構造をウォータージェットで精密再現
加工事例概要
| 製品名 | バルカーNo.6500 異形精密パッキン |
|---|---|
| 寸法 | 0.8t (285/470)+(236/470)複雑異形形状 |
| 材質 / 加工法 | バルカーNo.6500(ノンアスジョイントシート) / ウォータージェット加工 |
| 数量 | 1枚からの小ロット試作 |
今回の事例は、機器内部の特殊な流路やシール面に合わせた、専用設計の異形ガスケット製作です。内外周ともに複雑な曲線を描き、さらに位置決め用の切欠きや分割ラインが盛り込まれた仕様となっており、高い形状再現性と寸法安定性が求められました。このような複雑形状を金型で製作すると多額の費用がかかりますが、今回はウォータージェット加工を採用。デジタルデータからダイレクトに精密カットを行うことで、細部まで忠実に再現しました。
材質特長:バルカーNo.6500(VALQUA)
バルカーNo.6500は、人造無機繊維およびアラミド繊維に、耐油性合成ゴムを配合して圧延成形された、黒色の汎用ノンアスベストジョイントシートです。
- ✔バランスの取れたシール性能: 耐熱性・耐圧性に優れ、水、油、一般ガス、薬品など多種多様な流体に対して安定した密封性を発揮します。
- ✔優れた物理的強度: 高い引張強度と圧縮復元性を持ち、フランジ締結時の面圧を長期間維持することが可能です。
- ✔高い加工適性: 緻密な組織構造のため、今回のような複雑な異形形状や細い幅のパッキン加工でも欠けが生じにくく、高精度な仕上げが可能です。
加工方法のメリット:ウォータージェット加工
超高圧水で材料を切断するウォータージェット加工は、「複雑形状」「高精度」「多品種小ロット」のニーズに最も適した工法です。非接触加工のため材料に応力をかけず、ジョイントシート本来の特性を損なうことなく精密にカット。熱も発生しないため、端面の変質もありません。型製作の工程をショートカットできるため、1枚からの試作はもちろん、今回のような特殊仕様のガスケットも最短のリードタイムと低コストで提供することが可能です。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 複雑な曲線や微細な切欠きも正確に再現できますか?
A. はい。CADデータからダイレクトに制御するため、手加工やプレス型では困難な滑らかな曲線や複雑な輪郭も、ミリ単位の高い公差で正確に再現可能です。
Q. 分割構造や、一部だけを切り抜く特殊な仕様も可能ですか?
A. 可能です。型レスのウォータージェット加工なら、分割ラインの挿入や部分的な窓抜きなど、図面通りの複雑な仕様にも1工程で対応いたします。
Q. 1枚だけの試作でも受けてもらえますか?
A. もちろんです。型代がかからないメリットを活かし、試作1枚から迅速・安価に承っております。設計変更が予想される開発案件にも最適です。
異形・特注ガスケットの加工ならダイコーへ
株式会社ダイコーでは、バルカーNo.6500をはじめとする各種ジョイントシートを豊富に在庫し、最新のウォータージェット・プロッター設備で特注形状の製作に一貫して対応しています。複雑な異形形状や寸法精度が求められる案件など、当社の技術でお応えします。ぜひお気軽にご相談ください。

