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D5400 片ツバ丸筒パッキンの加工事例 クロスゴム引き加工と接着技術による高精度な一体成形 株式会社ダイコー

D5400 片ツバ丸筒パッキンの加工事例
クロスゴム引き加工と接着技術による高精度な一体成形
加工事例概要
| 製品名 | 片ツバ丸筒パッキン(ダクト用) |
|---|---|
| 寸法 | 180φ(ツバ外径) × 115φ(筒内径) |
| 材質 / 加工法 | D5400(耐熱クロスゴム引き) / 接着・一体成形加工 |
| 主な用途 | プラント排気ダクト、熱風循環ラインの接続部 |
本プロジェクトでは、設備配管の接続部において高度な気密性と確実な位置決めが求められる「片ツバ丸筒パッキン」を製作しました。円筒部とフランジ(ツバ)部を個別に成形し、高度な接着加工によって一体化させることで、取付時のズレを物理的に防止する構造を実現。材質には断熱性に優れたD5400を使用し、クロスゴム引き加工による均一な肉厚形成と、現場でのストレスのない組付け作業性を両立させています。
材質特長:D5400(生体溶解性繊維クロス)
D5400は、断熱性に優れた繊維クロスに天然ゴムを含浸させた、環境配慮型の高耐熱シール材料です。
- ✔優れた断熱・耐熱性能: 燃焼ガスや熱風が通るダクトラインにおいて、熱の外部漏洩を最小限に抑えます。
- ✔環境・安全への配慮: 非石綿系かつRCF(リフラクトリーセラミックファイバー)規制に対応した素材を使用しています。
- ✔柔軟な形状適応力: クロスのしなやかさを活かし、小口径から大口径まで、今回のような立体的な成形加工が可能です。
加工方法のメリット:クロスゴム引き + 接着成形
ゴム引き加工は、繊維素材にゴムの持つ「シール性」と「賦形性」を付加する高度な複合化技術です。この技術により、厚みのある材料でも層間の剥離を防ぎ、均一な品質を維持したまま所定の形状に成形することが可能です。また、CADデータに基づき部材を切り出し、職人の手加工で接着することで、複雑な3次元形状でも金型不要で製作できます。これにより、設備メンテナンスに伴う特注サイズのオーダーにも、低コスト・短納期でお応えします。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 丸筒形状とツバ部の接着強度は十分ですか?
A. はい。素材に最適な特殊接着剤を使用し、断面を密着させて成形しているため、通常のダクト内圧や組付け時の荷重において十分な強度を保持します。
Q. 両側にツバを付けた「両ツバ形状」も製作可能ですか?
A. 可能です。今回の片ツバ仕様だけでなく、両ツバ、あるいは角筒形状など、図面仕様に合わせた複雑な立体成形にも柔軟に対応いたします。
Q. 特注サイズの場合、何枚から注文できますか?
A. 1枚から承っております。金型を使わない自由な加工体制のため、試作開発や緊急の補修用パーツとしてもお気軽にご相談ください。
ダクト用特殊パッキンの加工ならダイコーへ
株式会社ダイコーでは、D5400をはじめとする耐熱・耐断熱材料を用い、丸筒形状やツバ付きなどの複雑なパッキン製作に一貫して対応しています。材質の選定から形状の検討まで、専門スタッフが最適なソリューションをご提案します。まずは一度、お気軽にお問い合わせください。

