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PTFE(フッ素樹脂)ガスケットの加工事例|0.2t薄板のプロッター加工による精密穴あけ 株式会社ダイコー

PTFE(フッ素樹脂)ガスケットの加工事例
0.2t薄板のプロッター加工による精密穴あけ
加工事例概要
| 製品名 | PTFE 精密ガスケット |
|---|---|
| 寸法 | 0.2t × φ60 × φ13(PCD50、4-φ5) |
| 材質 / 加工法 | PTFE(純フッ素樹脂) / プロッター加工 |
| 数量 | 8枚 |
今回の事例は、高度な耐薬品性と平滑性が求められる設備用の「PTFEガスケット」です。板厚0.2tという極薄素材に対し、φ60の外径および4箇所の取付穴を精密に切り出しました。薄物特有の巻き込みや歪みを防ぐため、高精度なプロッター加工を採用。刃物の進入角度と移動速度を最適化することで、素材の特性を損なうことなく、図面通りの寸法精度を安定して確保しています。
(※当社のその他の加工事例・製作実績をご覧になりたい方は、『導入事例・加工実績一覧』もあわせてご覧ください。)
製品特長:PTFE(フッ素樹脂)
PTFE(四フッ化エチレン樹脂)は、プラスチックの中で最も優れた耐熱性と耐薬品性を誇る素材です。
- ✔卓越した耐薬品性: ほとんどの酸、アルカリ、有機溶剤に侵されないため、腐食性流体のシールに不可欠です。
- ✔優れた電気絶縁性: 電子機器の絶縁パーツとしても非常に高い信頼性を持ち、0.2tといった薄板でも機能を発揮します。
- ✔低摩擦・非粘着性: 摺動部の摩擦低減や、クリーンな環境での固着防止パッキンとして多用されます。
(※PTFEを含む各種フッ素樹脂製品のラインナップについて詳しく知りたい方は、当サイトの『フッ素樹脂(PTFE)製品一覧』もあわせてご覧ください。)
加工方法のメリット:プロッター加工
プロッター加工は、専用の超硬刃を用いてCADデータ通りに材料を切り出す「型レス」の精密加工技術です。PTFE 0.2tのような極薄シートに対し、プレス加工で発生しやすい素材の「よれ」を抑え、バリの少ない美しい仕上がりを実現します。型代が不要なため、1枚からの試作や品番違いの多品種生産に圧倒的なコストメリットとスピードを提供します。
(※金型不要の精密カットを実現する当社のカッティングプロッター等のインフラについて詳しく知りたい方は、『自社設備紹介(ウォータージェット・プロッター等)』のページもあわせてご覧ください。)
よくあるご質問(FAQ)
Q. 0.2tといった薄いPTFEでも正確に穴をあけられますか?
A. はい。プロッター加工は素材への負荷が極めて低いため、薄いフィルム状の素材でもボルト穴の位置精度(PCD)を正確に保持したまま加工可能です。
Q. 図面データの形式は何に対応していますか?
A. DXFやDWGといったCADデータに幅広く対応しています。紙の図面やスケッチ、現物サンプルからでも当社でデータ化し、精密に再現いたします。
(※各種樹脂・ゴムの選定に役立つ資料をお探しの方は、『総合カタログ・選定ガイドのダウンロード』ページもあわせてご活用ください。)
薄板PTFE・特注パッキンの加工ならダイコーへ
株式会社ダイコーでは、PTFE(フッ素樹脂)をはじめとする各種工業用樹脂シートの精密加工に一貫して対応しています。プロッター加工を駆使した小ロット試作や短納期製作、複雑な異形形状まで、豊富な実績でお応えします。ぜひお気軽にご相談ください。
製品に関するお問い合わせ
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ガスケット・パッキン・工業用製品の総合カタログ
このカタログは、ガスケット・パッキンをはじめとした工業製品を幅広く取り扱う株式会社ダイコーの製品情報を詳しく掲載した総合カタログです。


