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【転倒事故防止】タテ筋ゴムマットIRCの防滑性能と特注寸法・異形カット加工ガイド|ダイコー

【転倒事故防止】タテ筋ゴムマットIRCの防滑性能と特注寸法・異形カット加工ガイド|ダイコー
製造現場、プラント、物流倉庫、商業・公共施設において、床面の水や歩行時のスリップに起因する「転倒事故」は、休業災害や重大事故へ直結する深刻なリスクです。労働安全衛生の確保やバリアフリー化が強く求められる中、確かな防滑性とクッション性を兼ね備えた床面対策が不可欠となっています。
株式会社ダイコーでは、優れた防滑性・歩行性・耐衝撃性を持つ入間川ゴム株式会社製の「タテ筋ゴムマット(IRC)」をはじめとする防滑シートを取り扱っています。さらに、既製品の規格ロールをそのまま敷くだけでは対応しきれない設備周り、柱や配管の立ち上がり、現場ごとの変形通路に合わせ、NCカッタープロッターやウォータージェット加工機を活用した「特注寸法スリット・異形切り欠き加工」を受託しています。
本記事では、転倒災害の現状とタテ筋ゴムマット(IRC)の仕様特性、現場形状に合わせた特注加工のメリット、具体的な選定ポイントについて解説します。
1. 産業現場・施設における転倒災害の現状と防滑対策の重要性
労働災害における「転倒」の比率とリスク
厚生労働省の労働災害発生状況統計によると、休業4日以上の死傷災害の中で「転倒」は全体の約四分の一を占め、毎年最も発生件数が多い事故型の一つです。建築物内の災害状況を見ても「転倒」による事故は「火災」「不慮の墜落」に次いで多く発生しており、特に高齢化に伴って骨折などの重篤な休業災害につながるリスクが増加傾向にあります。
転倒事故が発生する主な要因は以下の通りです。
- 床面の滑り(スリップ): 水分や粉塵などの付着による摩擦力の低下
- 足元の引っ掛かり(つまずき): 床の凹凸、配線、めくれ上がったマットの端部
- 作業者の疲労: 硬いコンクリート床での長時間の立ち作業による下肢・腰部への負担
通路形状に合わせた敷設の必要性
スリップ防止のためにゴムマットを導入する場合でも、通路幅とマット幅が合っていないと以下のような問題が生じます。
- 通路幅との不一致: 通路幅に対してマットが広すぎると端部が壁面に乗り上げてめくれ上がり、つまずきの原因になる。
- 障害物周りの隙間: 設備の脚や配管周りを手作業で不揃いに切り欠くと、美観を損ねるだけでなく隙間や段差が生じやすい。
こうした現場の課題に対しては、防滑性を持つゴムマットを通路や設備の正確な寸法に合わせて切り出す施工が有効です。
2. タテ筋ゴムマット(IRC)の構造と特性
入間川ゴム株式会社製の「タテ筋ゴムマット(IRC)」は、室内外を問わず長年にわたる実績を持つ長尺合成ゴムマットです。ビルの自動ドア前、駅のホーム、ビルや工場内通路、レジャー施設、体育施設などで広く採用されています。
■ タテ筋リブ形状による防滑性(スリップ防止)
長手方向に成形されたストライプ状のリブ形状が歩行時のグリップを助け、室内外の通路におけるスリップ転倒防止に効果を発揮します。
■ 弾性と裏面布目付による歩行性・密着性
- 歩行性と衝撃吸収: 合成ゴム自体の弾性を活かした設計により歩行感が快適で、衝撃吸収効果や防音効果を備えています。工場内作業ラインの疲労軽減マットや金型取替えマットとしても使用されます。
- 裏面布目付: マット裏面は布目付仕上げとなっており、床面との密着性を高め、接着施工を行う場合にも容易に対応可能です。
- 2層構造の硬度: 表面カラーゴム(硬さ JIS A 65 / 3秒後 A63)と下地黒ゴム(硬さ JIS A 70 / 3秒後 A68)を組み合わせた仕様です。
■ 建築基準に応える防炎性能(日本防炎協会認定)
タテ筋ゴムマット(IRC)は、消防庁・(公財)日本防炎協会の認定品です。消防法施行令第四条の三に基づく試験基準に適合しています。
- 認定番号: A-11-0163
- 残炎時間: 0秒(判定基準20秒以下)
- 炭化長: 3.7cm(判定基準10cm以下)
3. タテ筋ゴムマット(IRC)主要諸元表
設計・積算および現場選定に活用できる標準仕様の一覧です。
| 項目 | タテ筋ゴムマット(IRC)規格仕様 | 備考 |
|---|---|---|
| 材質区分 | 合成ゴム系 | 室内外の通路・床に対応 |
| 標準厚み | 3 mm / 5 mm | 6mm〜10mmの製造や耐電仕様も相談可能 |
| 規格幅 × 長さ | 1,000 mm × 20 m 1,200 mm × 20 m |
10m巻きも相談可能 |
| 標準色調 | グリーン/黒、グレー/黒、黒 | 表面カラー厚は原則1mm 指定色要相談・数量等に応じて相談可能 |
| 表面形状 | タテ筋形状 | 進行方向への防滑仕様 |
| 裏面仕上げ | 布目付 | スリップ抑制・接着対応 |
| 防炎認定 | 消防庁・(公財)日本防炎協会認定(A-11-0163) | 消防法対象エリアに適合 |
4. ダイコーによる「特注寸法・異形カット加工」
ゴムマットを通路や設備周りに設置する際、現場での手加工は寸法誤差や施工工数の増加につながります。株式会社ダイコーでは、工業用シール材・パッキン加工の設備を活用し、指定寸法への直線スリットや異形切り欠き加工を行っています。
【ダイコーのゴムマット加工フロー】
[寸法指示・CADデータ確認]↓↓
[NCカッタープロッター / ウォータージェット切断]
・刃型を作らず、CADデータ等から直接切断
・幅詰めスリット、円形抜き、切り欠き加工に対応
↓↓
[検査・梱包・納品]
- 金型不要の寸法切り出し: 専用の抜き型を製作する必要がないため、小ロットや変形箇所の加工でも初期費用を抑えて手配が可能です。
- 現場実寸に合わせたスリット: 定尺幅から通路の有効幅に合わせた幅詰め加工を行い、壁際への乗り上げやつまずき段差を防止します。
- 設備・柱周りの切り欠き対応: 装置の架台脚部、配管立ち上がり、アンカーボルトの位置に合わせた切り欠きや丸穴加工を図面通りに仕上げます。
5. 【よくある質問】防滑ゴムマットと加工に関するFAQ
Q. 図面がなく、通路の幅と長さの寸法だけでも加工できますか?
A. 可能です。「幅〇〇mm × 長さ〇〇mm」といった指定数値をいただければ、NC切断機にて平行スリット加工を行います。柱や障害物がある場合は、簡単なスケッチ等をご提示いただくことで加工データを作成します。
Q. 現場でマットを固定せず、置敷きで使用することは可能ですか?
A. 原則として置敷きでの使用が可能です。ゴム自体の自重と裏面の布目付により安定した設置が可能です。必要に応じて市販のゴム用両面テープや接着剤による固定も行えます。
Q. 耐電仕様のゴムマットも手配できますか?
A. 手配可能です。IRCシリーズでは厚み6mm〜10mmの耐電仕様マットの製造実績がございます。使用環境や要求電圧等の条件をご相談ください。
6. まとめ:防滑マットの手配・特注加工はダイコーへ
転倒事故の防止と安全な歩行環境の確保には、現場の条件に適した防滑マットの選定と、通路寸法に合わせた確実な敷設が求められます。
「通路幅にジャストサイズのタテ筋ゴムマットを手配したい」
「設備の柱や配管周りをきれいに避ける切り欠き加工を依頼したい」
「防炎認定を取得した信頼性の高い安全通路マットを調達したい」
株式会社ダイコーでは、入間川ゴム製「タテ筋ゴムマット(IRC)」の材料手配から、金型不要のプロッター・ウォータージェットによる指定寸法カットまで対応いたします。現場の安全対策や通路改善について、お気軽にお問い合わせください。
▼ お見積り・加工相談のご案内 ▼
公式Instagram(@daiko_gasket)およびYouTubeチャンネルでは、各種ゴムマットのカット加工の様子を公開中です。ぜひご覧ください。
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