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RCF規制とは何のこと?

RCF規制とは
平成27年11月1日より施行された労働安全衛生法の改正により、リフラクトリーセラミックファイバー(RCF)は、労働者の健康障害を防止するための規制対象となりました。この改正により、RCFは表示義務のある物質、特定化学物質の管理第2類物質に指定され、より厳格な予防規則の適用を受けることになったのです。
ダイコーでは、このRCF規制に対応するため、従来のセラミッククロスを、より安全な生体溶解性セラミッククロスへと全面的に切り替えました。さらに、長年の技術と自社工場での一貫生産体制を活かし、セラミックヤーン、セラミックリボンといった多様な商材に加え、セラミッククロスにゴム引き加工を施した高機能製品「D5800」を製造しております。「D5800」は、RCFの代替として、優れた耐熱性、断熱性を維持しながら、作業者の皆様の健康リスクを低減します。ゴム引き加工により、加工性がも向上し複雑な形状にも対応可能です。様々な産業分野での安全かつ効率的な作業をサポートいたします。RCF規制への対応でお困りの際は、ぜひダイコーにご相談ください。
製品紹介
D5800(生体溶解性セラミッククロス)
特長:SUS金属入り、生体溶解性セラミッククロスに天然ゴムを塗布し、所定の形状に成型したガスケットです。
厚み:t2・t4~(1プライ t2)
安全使用温度:800℃